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トラブル回避の心得

我慢、そして笑顔が大切

2017/10/29

介護職は、施設に入る高齢者を介護するのが仕事です。そのため、常に同じ人たちとコミュニケーションしながら生活していきます。人間関係が良好で、毎日楽しい時間を過ごせているのであれば問題ありませんが、時にはトラブルが発生してしまうこともあります。
よくあるのが利用者さんと職員のいざこざです。何らかの原因で利用者さんが職員を嫌ってしまうと、以後コミュニケーションが難しくなります。例えば言葉遣いが不適切だったり、介護する時に痛い思いをしたなど、嫌われる原因は様々です。
そういった場合、仲の悪いままやり過ごすのではなく、関係を改善しようとすることが職員として大切です。なぜなら、施設に入る高齢者さんはいわばお客様のようなものなので、気持ち良く過ごせるように工夫することはプロとして当然です。嫌われてしまった場合は、なぜ利用者さんに嫌われてしまったのかをしっかりと考えて、試行錯誤するしかありません。最悪、一人の利用者さんに嫌われて悪評がどんどん広まってしまい、施設内のほとんどの人から嫌われるという事態も考えられます。
常に同じ人と接するという状況において、これほど辛いことはありません。そのため、少し嫌味を含んだ言動をされたとしても簡単に怒らず、笑顔で一生懸命仕事をすれば認められる可能性も出てくるでしょう。
介護職は忙しい仕事でもあるので、時には職員同士が衝突してしまうこともありますが、イライラを仲間内でぶつけ合っても仕方ありません。施設内では、あらゆるトラブルを未然に防ぐという意識を、スタッフ全員が共有しなくてはならないのです。
現在施設でトラブルに巻き込まれている場合の対処法としては、思い切って新しい職場に転職するのもありだと思います。

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